新宿区の地下から大量の人骨が発見された「事件」が日中関係に影を落とす可能性 中華圏ネットニュースで大反響
ちょうど日本で言えば、「42」「49」という数字が忌み嫌われるのに似ている。かつて、筆者の知人が中国国内を旅行しているとき、宿泊したホテルの部屋が「731号」で、迎えにきた中国人の知人に笑われたことがあるそうだ(もちろん、冗談の笑いだが)。それだけ731部隊の“知名度”が高いということ。
現時点で、100体の人骨について推定されているのは、アジア人の骨であること。土のなかに数十年~100年あったこと。生前に、刺したり切ったりされた跡などがある……等だ。
再々言うように、731部隊の真偽云々を語るのは趣旨ではない。現実に誰のものとも、どうしてそこにあるのかもわからない人骨が100体以上あることが問題なのだ。彼らの御霊のためにも、真相追及の努力を怠るべきではない。(文◎鈴木光司)