新宿区の地下から大量の人骨が発見された「事件」が日中関係に影を落とす可能性 中華圏ネットニュースで大反響
7月14日、朝日新聞デジタルがそして、翌日関係の深いハフポストが伝えたのは、1989年7月22日、当時東京都新宿区にあった厚生省(現厚労省)戸山研究庁舎建設現場で多数の人骨が発見された「事件」を振り返り、市民団体が展示会やフィールドワークを開くということ。
多数の人骨というだけでただならぬ話ではあるが、さらに話を難しくしているのが、発見現場にかつて「731部隊」と関係が深い防疫研究所があったということ。細菌部隊として批判される、731部隊の真偽については専門家の論評に任せるが、少なくとも中国で悪名高いのは事実。その731と関連してかどうかを追及する……というのも、市民団体の趣旨のひとつだ。