マルサの男 東京国税局査察官が職権濫用で離婚協議中の妻のプライベート情報を入手し公開裁判へ

許されざる行為だ(写真はイメージです)

「虚偽有印公文書作成・同行使」、「公務員職権濫用」の2つの罪で起訴されていた近藤哲史(裁判当時35歳)は犯行当時、東京国税局査察官、いわゆるマルサとして勤務していました。

犯行内容は、職務上与えられている強制調査権限を不当に行使して当時離婚協議中だった妻のクレジットカードの利用情報を入手した、というものです。

この犯行が明るみになり彼は国税局から懲戒免職されていますが、それに加えて刑事事件としても立件されて公開裁判の法廷にも立つことになってしまったのです。