渋谷ハロウィン 周辺小売店に酒類販売の自粛を要請 道路を渡ったコンビニで買えるのに何の意味が?

写真はイメージです(撮影・篝一光)

10月25日の朝日新聞によれば、「~規制対象の区域内にある計41店舗に種類そのものを販売しないように求め、これまで、ディスカウント大手ドン・キホーテやコンビニなど14店舗が要請に応じると回答」したという。また、同紙によれば残りの店舗も概ね協力的だが、数店舗は応じなかった。区はその数店舗に対して “説得”を続けたというのだ。

実際問題として、週末は多くの種類販売店が販売自粛に協力、大手メディアは足並みを揃えて大きな混乱はなかった、と報じた。しかし、である。条例制定以前、一部識者からは、車を横転させるなどの犯罪行為の原因を、「飲酒のみ」に押し付けることに疑義を唱えていたことを覚えているだろうか。

また、この疑義と同時に、同様の混乱が考えられるラグビーワールドカップや2020年の東京オリンピックなどの場合はどのように対応するのか? という話も識者などからは出ていた。実際、今週末に決勝戦が行われるラグビーワールドカップに関しては、その盛り上がりとともに、主として外国人観光客による(控えめにいって)騒動がマスコミを賑わしている。

筆者もワールドカップでは新宿を中心とした大騒ぎを目の当たりにしたし、本サイトでも取り上げた。

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