安倍政権が中国の「一帯一路」構想に巨額な金を出す!? 世界で報じられた日本人だけが知らないニュース 米国は懸念を表明

中国、「一帯一路」の高速鉄道をタイで建設 その資金を日本の国際協力銀行が出す!?

東南アジアの親日国のタイで、10月24日に高速鉄道建設の調印式が行われた。

この高速鉄道の建設は、タイ政府が肝いりで行っているものだ。

10月24日に調印式が行われたこの路線は、タイの首都バンコクの二つの空港と、タイ東部のラヨーン県の空港との三つの空港を結ぶ、総延長約220キロの路線だ。

沿線にはセタヒップの軍港や日本人街のシラチャ、国際都市のパタヤを含む重要路線で、日本企業の生産をになう工業団地も多数存在する、日本にとっても重要な路線だ。

このタイの高速鉄道、建設の発注主はSRT(タイ国鉄)で、受注者はタイの大手財閥でタイのセブンイレブンなどを運営するCPグループが率いるコンソーシアム(企業連合)。

このコンソーシアムはタイの企業と中国鉄道建設公司などが参加しており、鉄道については実質的に中国政府が主導して中国式の高速鉄道を、東南アジアの親日国であるタイで建設するプロジェクトとなっている。

中国の共産党政府は、この高速鉄道を中国の「一帯一路」の一環と明確に語っており、今年の3月6日に中国のマクロ経済政策を統括する国家発展改革委員会の寧吉哲副主任は、この路線は「一帯一路」の発展に向けた施策として「中国と日本がタイで(第三国のタイでの)協力を開始した」ものだと明確に語った。

この中国の「一帯一路」の一環のタイの高速鉄道。

中国の軍事利用にも簡単に転用できるもので、軍事網の覇権の拡大を狙う中国共産党の思惑を察し、米国などは非常に注視している。

 

しかし、ここで不思議なニュースがあった。