「何が悪いの!?」 『24時間テレビ』ねつ造疑惑 暗躍した“有名コーディネータ”を直撃取材 他局へも波及する恐れ

本サイト取材班がX氏を突撃取材! その反応は?

編集部は、タイのバンコクにある、このコーディネート会社の経営者であるX氏を突撃取材した。

X氏は、(コムローイを上げる事が禁止されている)チェンマイのN町で、コムローイを上げるシーンを2番組で撮影した経緯について、「地元の豪族のようなリーダーと昔から友人だったから」と語った。ただ、取材班が直接会ったその『豪族のリーダー』のことであろう人物は「日本人は知らない」と語っている事から、どちらかが事実を語っていない可能性は考えられる。

そして、週刊文春に『世界の果てまでイッテQ!』の祭りのねつ造を報じられたことについては「週刊文春の記者に突撃取材をされた。あの記事は嘘ばかりだ。文春のせいでBPOにも呼ばれた!」と眉をしかめていた。

X氏はいかにコムローイを飛ばすまでが大変だったか、そして上がったコムローイの美しさ、町の人々は素晴らしい笑顔だったことを詳細にそして懐かしそうに語ってくれたが、こちらが「町の人達はお金をもらって集まったと言ってましたよ」「震災への弔いとは誰も知りませんでしたよ」と最後に言ったところ、X氏の表情は変わり、「それのどこが悪いの!?」と驚くべき発言をしていた。

 

日本テレビ自体がこのような体質のため、そもそも「やらせ」の問題を認識できないのかもしれない。何がねつ造で、何が真実なのかが理解できていないのではないだろうか。

確かに、X氏の感覚は首を傾げるものがある。しかし彼はあくまでも発注された出入り業者。そう考えると、日テレの責任は重いと言わざるを得ない。

尚、2018年にイッテQの祭りのねつ造疑惑を報じた週刊文春の関係者は、X氏のコメントを受けて「録音テープをそのまま文字に起こしただけ」とコメントしている。(取材・文◎編集部)

 

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