安倍政権がタブロイド紙化している 「桜を見る会」の「反社大挙」より怖かった見出し「検事総長と人事に政府介入か」|プチ鹿島

『安倍首相が「うそつき」「人間としてどうか」』もあれば『立民安住氏は朝刊に「くず」「出入り禁止」』というニュースもあった。

言葉を重んじる政治家であるはずが、与党も野党も刺激的な言葉が飛び交っている。

そして2点目。現実の世界がタブロイド化している。見出しの上をいくギョッとすることが現実となっている。

たとえば昨年末からの「桜を見る会」の記事を見ると、

「反社大挙」(2019年11月30日付ゲンダイ)とか、「悪徳マルチ ズブズブ」(12月3日付・同)などギョッとする見出しが連日多かった。

これらを見て「またまた大仰な」と思うのだけど、どうやら実際にそうらしいことがわかる。「まさかぁ」ということが「どうやらホントだった」というケースが多いのだ。

大仰な見出し芸ではなかった。現実がタブロイドしているのだ。

さて先週、またしてもギョッとする見出しがあった。