小池都知事の外出自粛要請が実質「キャバクラ、クラブ」に集中砲火 「保証無くして自粛なし」飲食店はどうやって生きるのか

一方で、コロナの収束を願って苦肉のツイートが話題になっているのが今年開業10周年を迎える「渋谷肉横丁」です。

新型コロナウィルス感染拡大防止について、
渋谷で開業10年目にして初めて言わせていただきます。若者よ、渋谷に来るな。
共に歩んできた若者と、この難局を乗り越えたいと思っております。
10年間渋谷肉横丁を支えてくれた若者よ、次は日本を支えてくれ。

渋谷肉横丁の関係者は、

「お店によりますが、前年比50%から80%になっています。まだそれでも3月は渋谷はいい方です。新橋辺りは前年比10%ぐらいですただ渋谷も4月は前年比の10%ぐらいになりそうです」

と語っています。中でも大打撃なのが「なんでんかんでん」です。行列ができる豚骨らーめん店の元祖、川原ひろし社長が「渋谷肉横丁」に出店しましたが、前年比5パーセントという売上で苦しんでいます。

 

関連記事:東京都内・外出自粛の夜 歌舞伎町・ゴールデン街は静まり返っていた 外国人がいなくなって図らずも露呈した新宿飲み屋街の現実 | TABLO

 

歌舞伎町で、バー、キャバクラ複数店舗を展開する経営者は、様々な不安も代弁します。

「小池さん半端ないっすよね。昨年比で言うと3月は50%ダウンです、これでもひどいですが、オリンピック延期発表後が日に日に酷くて、昨日の会見でとどめ刺された感じですね。歌舞伎町に十年以上いますが、東北の地震の時と似た雰囲気です。

が、今回は終わりが全く見えないです。キャバクラも今日からメンバー出勤(お客さんと約束してる人)しか、店に出勤出来ないそうです。あと、バーとかほとんどが個人経営で、ほとんどの店が、社会保険やら雇用保険やら入ってないと思われます。あと、店舗も歌舞伎町で言えば又貸し物件でやってたりするので、こういう事業者も国の補助金とかもらえるのか不安がってます」

保証されない自粛で、歌舞伎町のカラオケ店経営者の悲痛な叫びがSNSに響いていました。

「保証無くして自粛なし! 飲食店どうやって生きて行こうか…。」