涙なくして読めないインタビュー 志村けんさんを偲んで、親交の深かった川崎麻世が語る 「大丈夫だ~!」と勇気づけられたあの夜
――真面目なアーティスト、俳優としての志村けんさんの想い出ございましたらお聞かせください。
「プライベートの付き合いの方が多かったので、大晦日に行きつけの居酒屋で一緒に紅白歌合戦を観ていた時『麻世出るんだろ? ここにいて大丈夫か?』と冗談でおっしゃっていました。私は『けんさんと飲む為に辞退しました』と言ったら、笑った後に、『来年な』とおっしゃっいました」
――最後に志村けんさんとお会いした、お話なさった、連絡をとられたのは いつでしょうか。
「麻布十番で行きつけだった居酒屋が、六本木に移転したのでその居酒屋で飲んでいる時に大将と志村さんの話になりメールしたのが最後でした。私の携帯電話に入っている2つの志村さんの番号やアドレスを見ると寂しくなって来ます。落ち着けばその店の大将と志村さんを偲んで語ろうと思います」
(文・野島茂朗)