「私が出ることが絶対条件!」 小池都知事が『違法CM』!? コロナ終息後は日本史上初の女性総理を本格的に視野に入れている!?

ヒカキンを逆利用

元ニュースキャスターでもあり、マスコミの効果を熟知している小池都知事は、「トップが自ら訴えること」の効果を狙っているのと同時に、たんに“目立ちたがり屋”という側面もあるかもしれません。

さらに、小池都知事は「政界の風見鶏」とも呼ばれ、小泉純一郎元首相や、小沢一郎衆院議員等、時の権力者の側を渡り歩きながら、現在の地位まで辿り着いています。

その才能は、「政局」を読む能力だけではなく、「世論の空気」を読むことにも長けているようです。

実際、小池都知事がその影響力に目をつけたのは、芸能人でもスポーツ選手でもなく、YouTuberのヒカキンでした。

去る4月10日、YouTubeチャンネル登録数827万人を誇る『HikakinTV』に、小池都知事は出演し、「小池都知事にコロナのこと質問しまくった」と題してヒカキンのインタビューに答えたのです。

その結果、東京都民の数に迫る、再生回数1000万回近くを記録しているのです。

また、小池都知事には、国や隣接県から「勇み足」と言われるほど、先走っているイメージがあります。しかし、世間から見れば、モタモタしている「国」と、都民の命を第一にする「都」が戦っているという構図にも見えます。

そんな小池都知事の「敵を想定して世論を味方につける」手法には、小泉元首相を彷彿とさせる“才能”を感じます。

ついこの間まで、「何が何でも東京オリンピックをやる」ようなことを言っていた人物とは思えないほどの、変わり身の早さです。