300人が死亡している2018年の飛行機事故 ここ約70年の飛行機事故データを調べてみて分かった事実
グラフ1は世界で発生した航空機事故件数について、1942年から2018年までの各年ごとに示したデータです。統計のタイトルが「fatal airliner (14+ passengers) hull-loss accidents」で、「fatal(致命的な)」とありますから、「死者が発生する規模の事故」と捉えてよいかと思われます。
航空事故の発生件数は2000年代に入ってから減少傾向が見られ、昔に比べると安全性は向上していることが伺えます。とはいえ、最近になっても毎年10件以上の事故が起こっていることを考えれば、絶対に安全とは言い切れないというのも事実です。