セクハラ・パワハラ報道もノーダメージ? 自称天才編集者・箕輪厚介さん「実はフィクサーだった説」を追う
「松浦勝人さんとは、浜崎あゆみさん売り出しの頃から懇意にしていました。浜崎あゆみさんが売れたら、松浦さんの自伝出版の本を担当させて頂く下話もありました。それなのに、親子くらい年の離れた箕輪厚介さんに持っていかれた時は悔しかったですね。IT時代のフィクサー的な箕輪さんを担当編集者することのメリットが大きかったのだと思います。
幻冬舎の見城徹社長と松浦勝人さんは定期的に会食するほど懇意な間柄。自伝本がお蔵入りしても、松浦勝人関連書籍は刊行できて会社的には問題ないわけです」
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次にデジタルコンテンツ配信会社役員から聞いた話。
「箕輪厚介さんは、天才カメラマンの篠山紀信さんの高校の後輩です。見城徹社長も認めた天才なんです。
セクハラ、パワハラ編集者は、出版界に少なくありません。多くの有名人を失脚させてきたスクープ達人の編集者も、女性記者宅にセクハラ日参して一時左遷されましたが、文春で報じられることはありませんでした。逆に言えば箕輪さんは、文春で報じられるほど大物なわけです。
タレントのハートを色恋で掴むヒットメーカー編集長の下で出版界で最初の成功を収めた箕輪氏は、編集よりもオンラインサロン、クラウドファウンディング等インターネットを駆使したプロデューサー、ビジネスマンというスタンスで錬金術師に成り上がりました。金と人を集めることが出来れば、フィクサーとし大活躍できるわけです」
では、具体的にフィクサーとは、どんな政治力を発揮できるのでしょうか。エンタメ系上場企業の元社長室長に聞きました。
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