「クソ野郎が!」 駆けつけた警官2名をぶん殴った70歳 投石で窓ガラスを割りまくるが破壊された神社は訴えず!|裁判傍聴

渡辺英利(仮名、裁判当時70歳)はその日、細かい事情については裁判で話されませんでしたが、ひどく精神が不安定だったそうです。彼は朝から酒を呑み始めました。裁判では、

「なるべく精神が不安定にならないように頑張ります。あと、もう不安定な時でもお酒に逃げないようにします」

と話していましたが、法廷でそんなことを言っても後の祭りです。

彼はその日、酒を呑みながら松戸の競輪場に出かけました。その後、松戸の街を酒を呑みながらうろついていました。

彼の記憶が残っているのはここまでです。

 

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彼が逮捕されたのは上野でした。常識的に考えれば常磐線に乗ってきたのだろう、とは思いますが、何故上野にいたのか、どうやって来たのか、は覚えていないそうです。

「酔っ払った男が暴れている」

という通報を受けて、警察官のサトウはすぐに現場に急行しました。サトウが見たのは、

「おい! クソ野郎!!」

などと叫びながら神社の社務所の窓ガラスにビンや石などを投げつけて割っている男の姿でした。

後の調べで判明したことですが、彼は通報される前にもこのようにしてあちこちの神社の窓ガラスを割って歩いていました。

サトウはすぐ「暴れるのはやめろ!」と声をかけ制止を試みました。もちろんおとなしくやめるはずもありません。彼は制止に来たサトウを殴りつけました。

公務執行妨害罪の成立です。

その後、少し遅れて警察官のニシヤマも現場に駆けつけましたが、同じようにニシヤマも殴られました。

公務執行妨害、おかわりです。

逮捕後しばらくは「覚えていない」と容疑を否認していましたが、覚えていないのは間違いないにしてもこれは言い逃れなどできようはずもありません。