職場で先輩に虐められていた男性が空き瓶で反撃 しかし、どんな事情でも裁判は情けなしで襲いかかる
じっと黙って話を聞き続けている彼も、以前から3人の仕事のやり方に不満を抱いていました。立場が一番下だから、という理由で最もキツい作業を押しつけられることは日常茶飯事でした。彼に仕事を押し付けた上でその人間がサボっているようなことはよくあることでした。それなのに、仕事中に大声で罵倒されることもしばしばありました。
「パワハラっていうんですか、そういうのはすごくありました」
と、裁判では職場環境について語っていました。
夜10時過ぎ、彼の我慢は限界に達しました。
突然席から立ち上がり大声で怒鳴りました。
「こんな会社、辞めてやるよ!!」
他の3人はそんな彼をなだめたり謝ったりしたでしょうか?
もちろんするわけがありません。
「お前らみたいな奴らの下で働けねえよ!! やめてやる!!」
なおも興奮して怒鳴る彼に対して、3人のうちの1人、スガノが冷ややかに言い放ちました。
「辞めてどうすんだよ。甘ったれてんじゃねえよ。お前なんか、何にもできないくせに」
その時、テーブルの上には焼酎の空き瓶がありました。彼はこれを掴み、そしてスガノの頭部に振り下ろしました。
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