職場で先輩に虐められていた男性が空き瓶で反撃 しかし、どんな事情でも裁判は情けなしで襲いかかる
――暴行を加えるにしても、なんでビンなんか使っちゃったんですか?
「カッとなってしまって…。ケガをさせようとは思ってました」
――これ、死んでもおかしくないですよ?
「大怪我をさせてしまって、被害者の家族のには申し訳ないと思ってます」
――スガノさんに謝罪はしてないんですよね?
「してません」
――それはなぜですか?
「正直、もう顔も見たくありません」
――スガノさんの気持ちって考えたことありますか?
「ありません」
――なんで考えないんですか?
「やられた側の気持ちはわかりません。やってしまったことに関しては後悔しています。でも、被害者に謝るつもりはありません」
普通、法廷で正式裁判ともなれば被告人となった者は、それがたとえ心にもないものだったとしても一応は被害者に謝罪や反省の言葉を並べるものです。
しかし、彼は被告人質問で1度もそのような発言をしませんでした。
犯行後、会社を間に挟んで示談交渉もしたそうです。会社としては事件を大事にせず、内々で済ませたいという意図がありました。
会社の提示した示談金の額は300万円です。
彼はこれを拒否しました。
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