『やる気まんまん 今日復活』『藤井七段キノコ嫌い』『小池迷走 打ち手なし』… 最近お気に入りの夕刊紙のタイトルを並べてみた|プチ鹿島

なんと! この漫画がまた復活したのだ。エンタメ界は騒然である。

ここでタブロイド紙のキャラをおさらいすると、ゲンダイもフジも一面は政治ネタである。論調は逆だが強烈だ。最近ではネットでも読めるので喝さいを浴びることがある。

 

参考記事:安倍政権がタブロイド紙化している 「桜を見る会」の「反社大挙」より怖かった見出し「検事総長と人事に政府介入か」|プチ鹿島 | TABLO

 

しかし、そんなタブロイド紙を評して「政治に怒っていても、ページをめくれば風俗情報とかエロ面があるよねぇ」と嘲笑する人がたまにいる。私はそういう言葉を聞くたびにこう思うのだ。

「それが人間じゃないか」と。

政治や社会を考えつつ、下ネタに反応してしまうのも人間である。そんな矛盾を抱えているから面白い。そこを嗤ったら自己否定になる。しかもタブロイド紙の基本設定は、一日働いたおじさんがやっとリラックスして帰りの電車の中で読むものだ。だから塩分濃いめ。政治や社会面の見出しの言葉がキツいのはそういう理由なんだと思う。

最近だと、

『小池 迷走 最多更新打つ手なし』(夕刊フジ7月12日号)

『小池 西村 おバカ2人のせいで国民の努力は水の泡』(日刊ゲンダイ7月11日号)

小池都知事にどっちもキツい。夕刊フジは小池都知事の連載コラムもあるのだが一面見出しはキツい。逆に言えばそれだけ小池都知事はヒール人気も含めて圧倒的ということだろうか? そんなことも想像できる。

 

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そんななか、最近の東スポは手越祐也と藤井聡太七段に夢中だ。

最近では

『ニセ手越現る!』(7月4日付)

そして、この日の一面トップは

『天才藤井七段 意外な弱点 キノコ嫌い』

だった。