なぜサブカル界はパワハラ・セクハラが起きるのか 暴力を知らない人間が暴力を振るう愚かしさを知れ|久田将義

写真はイメージです。

 

以前、「サブカル界はパワハラ、セクハラが多い」という旨のツイートをしました。これは、どこの会社を指しているという訳ではなく、よく考えればずーっと前から起きているなあ、と同じくサブカルの仕事をしている友人と話して出たツイートです。

ですから、コメント付きリツイートで「黒瀬陽平さんの事ですか」といったものが来ましたが、その方の事を指しているのではありません。というか、どうやら現代美術の方らしいのですが、僕は勉強不足で恐縮ですが、その方を存じ上げません。

周囲の人の説明を聞いてみると、僕の知己であり、リスペクトをしている哲学者/評論家・東浩紀さんが、その黒瀬氏(パワハラ、セクハラをしているとの事)に対して激怒をしているのは分かりましたが、この事に対しては理解が足りないので、これ以上言及するつもりはありません。

「サブカル界にはパワハラ・セクハラがはびこっている」というのは、メディアの末席に身を置く人間として、新人時代から考えてみれば「よく耳にした」と言う意味です。

以前では「ふゅーじょんぷろだくと」であったり、それは月刊誌「噂の真相」(休刊中)で報道され知ったのですが、当時は「ふーん」ぐらいの感覚でした。が、岡田斗司夫氏や、最近だと「アップリンク」の騒動なども起こり、前出のサブカル業界の人間から「サブカルってパワハラとセクハラばかりじゃん」という声を聞いて、なるほどと思った次第です。

 

参考記事:『アップリンク』パワハラ訴訟 取引先の会社では死者まで出るおぞましすぎるパワハラ事件が起きていた | TABLO