いま「大人用玩具」が爆売れしているらしい? 真相をメーカー担当者に聞いた コロナ禍で”おうち時間”が増えた影響か?

こちらについても、みくらさんは、

「海外だとフレッシュライトっていうカップに入ったものが主流のようで、日本ほど細分化されていないみたいなんですよ。性文化において日本は、セックスではなくオナニーの方で技術的な進歩が大きいのかもしれませんね」

と話します。どうやら、オナホールのバリエーションがこんなにも多い国は日本だけのようで、日本は世界最先端のオナホ先進国のようです。

 

マスクしたままでいい?

では日本の商業セックス事情はどうなっているのでしょうか。

こちらは都内の某ソープランドで働くyuriさん(仮名)に伺うと「コロナが広がって、変わったなと思ったのは『怖いからマスクしたままでもいい?』とおっしゃるお客様もいました」とのこと。マスクをしていても、サービス自体が密なものである気はしますが、怖がり方は人それぞれです。

さらに「お客様のなかには『怖いけど、もう我慢の限界なので来ちゃいました』という方もいますね」とyuriさん。3月頃は誰もが1ヶ月程度で静まると思っていた感染拡大でしたが、出口が見えなくなり我慢できなくなってきた人も多いようです。

こうした中、どんな感染対策をしているのかきいてみると「お客様も私たち従業員も『これ以上はどうしようもない』と思って営業、利用してますし。感染防止策ってほどのものはありませんね。検温と消毒、体を洗ってうがい。くらいのもんです」とのこと。危険な仕事であることが見えてきました。

 

コロナとともに生きていくしかない世界になった今日。根源的な欲求である性欲の処理方法も、今後、新しい生活様式に変わっていくのかもしれません。(取材・文◎Mr.tsubaking)

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