灼熱のマンホールでザリガニを焼き猛暑を過ごす 東京・足立区で夏を満喫する子どもたち 「ここは発展途上国か!?」環七開通前夜

荒川を越えるとそこは足立区(撮影・編集部)

 

原稿依頼は「昔、足立区で真夏にマンホールで目玉焼きを作ったって話を」ということだったが、さすがに目玉焼きの記憶は自分にはない。まぁ、自分が育った昭和30年代前半の足立区なら、ありえなくはない話だけど……。

こういう記憶はある。釣ったアメリカザリガニ、通称マッカチン(これは足立だけでなく多くの地域でこう呼ばれていた)を時にフライパン代わりに灼熱の道に置いたという記憶。ただ、それを食べたかどうかは定かではない。

マッカチンは、もともと大正時代、アメリカが食用として輸入したということだから食べられなくはない。食材としてフレンチに使われているので、味もかなりいけてる。食糧事情がまだ十分でない昭和30年代の足立区なら夕飯にマッカチンが並んでいてもおかしくはないし、事実自分も食べたことはある。面白くない話にはなるが、誰かの家のフライパンで焼いてだが。

味はよく覚えていないが、不味くはなかった。身が小さく腹の足しにはならず、頻繁に食卓に並んだということはない。

 

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