なぜ芸人・友近の露出が極端に減ったのか 「スタッフへのパワハラ」報道は真実なのか
「専属エージェント契約自体は、ハリウッドスターやスポーツ界ではごく一般的なことですが、日本の芸能界ではまだまだ珍しいことかと。事務所所属という立場ならばあらゆる旨味があるでしょうし、言い方は乱暴ですが例えば不祥事などを起こした場合も、全面的にバックアップが受けられる。もちろん、エージェント契約しても所属する事務所ということに変わりはありませんが、プラスもマイナスもあるということです」(お笑い系放送作家)。
友近ほどの実力と知名度があれば、吉本の後ろ盾がなくともやっていけるのは間違いありません。活動の幅を広げるために、次なる駒へと進んだ。良い選択だったのではないでしょうか。
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「才能ある方なので、吉本という一つの型にハマっているのは正直勿体無い。彼女がそういう選択をしたのは、吉本の闇営業でしっかり対応しなかった会社に嫌気が差したという見方もできます」と話すのは、吉本に近しい関係者。
「友近さんはああ見えて完璧主義者で、特に芸事となると感情の起伏が激しくなる。要するに、プロ意識の高い人なんですよ。吉本は大きな会社で所属芸人も多いし、スタッフも大勢いますが優れた人材がとにかく少ない。例えばあれだけ大きな事務所なのに、広報担当が2名しかおらず、取材その他の問合せは全て担当マネージャーに投げられる。人気芸人ともなれば、連日ひっきりなしに案件が舞い込んでくるんですが、マネージャーがしっかりそれらを管理できないと、大きな仕事を取りこぼしてしまうなんてことも。吉本はそういったミスが日常茶飯事で、イライラを募らせるタレントが多いんです」
昨年の夏、一部週刊誌で報じられた友近のマネージャーに対するパワハラ疑惑。元担当者の告発により明るみになりましたが、しかし友近をよく知るテレビや舞台の関係者は、口々に「それはない」と否定します。