女性用風俗のセラピストで成功するのは「イケメン」でも「テクニック」でもない 『あいのり』の桃の旦那“しょうくん”から学ぶ献身性|春山有子
これには、いつも「桃さん? というんですかこの女性? どこに需要あるの?」ととぼけたり「もっと報じるべきことがあるはず」とニュースサイトを叱りつけてきたネットユーザーも大喜び。
「ここにヒモ旦那が誕生」
「両親がこんなでは子供がグレそう」
「私が妻なら『会社辞めてブログで生計立てる』と言われたら全力で止める」
「グータラヒモ男にならないようにね」
「あきれてものも言えません。働こうよ。旦那さん完全にお金目当てで結婚しましたね」
もちろん、
「桃の夫イケメン! さすが桃だわ」
「しょうくんの顔好きすぎ。うちの旦那がいないすきに眺めてる」
「愛されているってこういうことだよな」
などの肯定的な声も散見されますが、やはり「喝だ喝!」が多勢なのは否めません。
こうした捉え方の背景には、男女差別が根深く潜んでいやしませんでしょうか。男は外でバリバリ働き、自宅にいる妻(趣味:ブログ)がそれを献身的に支えるものだという、さんざん令和の女性たちが異を唱えている固定概念が。
筆者が桃さんの報告を見てまっさきに感じたのは、なんと多様性があり先進的だろう、ということでした。
桃さんの4月2日のインスタグラムの投稿、ぜひ見てください。