ものすごい宗教臭! だけど宗教じゃない! 新たに『日本夜景遺産』に認定された印かんの聖地|Mr.tsubaking
「26層のくりぬき宝玉」。全体に緻密な唐草模様が施されています。玉の中に玉が入っていて、中の玉は独立している状態になっています。これが、パーツを組み合わせて作られたわけではなく、一本の象牙から「彫り出された」そうで、現代の技術をもってしてもどうやって作ったのかわからないのだそうです。
説明書きには「世界の七不思議」のひとつだと記載がありますが、ネットで検索してみても、ソースがこの施設のwebサイトの情報しかないので、真偽は…です。とはいえ、ものすごい逸品であることは一目でわかります。
見応え充分の象牙彫刻美術館から建物中央に進むと、ホールに出ます。そこには。
巨大な女神像が屹立しています。これが宗教でなくて一体なんだと言うのでしょう。
霊波之光という新興宗教の千葉県にある本山に入って、巨大な教祖像を前にした時の感情と全く同じものに包まれました。
身長184センチの私と比べていただくと、その巨大さがお分かりいただけるかと思います。
すでに印かんのことはほとんど忘れていましたが、この女神像を前にしてそれが逆に思い出されました。「これと印かんに、なんの関係があるんだよ」という思いとともに。
とんでもないほどに香る、強烈な宗教臭。この施設をファブリーズに漬け込んでも消えなることはなさそうです。
改めて申し上げます。ここは「印かんのテーマパーク」です。