奇祭!? 蒲田に冬の訪れを告げる新興宗教による行列は神々のDIY風パレードだった!|Mr.tsubaking

 11月23日。蒲田では毎年この日、とある「奇祭」が催されます。すでに33回目を数え住民にとっては、冬の到来を告げる行事となりました。しかし、その存在はあまり知られていません。今回はそんな奇祭をご紹介いたしましょう。

 2018年11月23日12:30。蒲田駅東口は祝日らしい賑わいを見せながらも「何かが起こる」といった風情はまだ感じられません。私は、奇祭の出発地点である駅から300mほど南側の地点へ向かいました。すると、大通りから一本入ったその場所に、神道風の装束をお召しになった方々が数十人、準備万端のご様子です。

 そして13:00、オープンカーの先導のもと奇祭がいよいよスタート。

「神が求める世界平和」というワード、ほどよく深みのないステキなワードにグッときます。とはいえここまでは、神道風の装束の方々の列と神輿が列をなしている程度で、あまり奇祭じみた様子は見られません。通行人も「どこかの神社のお祭りなんだろう」くらいにしか思っていないようで、まだ油断しています。しかし、本領発揮はここから。