ワクチン騒動はこう切り抜けろ・後編 ワクチンを打って心が晴れやかに 「これで旅行も会食もできる」

この日の夜、ワクチンを接種した方の肩がやや痛んだ。しかし普段よりはよく眠れた。というのも打っていない方の肩が、50肩なので、痛みが分散していい感じだったのだ。翌6月4日、筆者は毎月診察してもらっているかかりつけ医に、自身のワクチン接種について聞いてみた。すると先生はこう評した。

「ワクチンの余剰はどうしても出てしまうし、国が『打てる人からどんどん打って欲しい』と河野太郎行革担当大臣が言っています。西牟田さんが、機会をとらえて早く打ったのはさすがですし、それは正しい行動だと思います」と。

「余ったワクチン「廃棄しないで」 河野担当相が呼びかけ」(2021年5月21日 朝日新聞より)

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ワクチン接種を、地方自治体のスケジュールを待たずに早く打つこと。それは抜け駆けではない。余剰のワクチンの有効活用につながる。それに集団免疫ができ、コロナ禍収束の一助となる。つまりこれは、コロナ禍を終わらせるための公的な協力でもあるのだ。ぜひ、筆者に続いて欲しい。機会を見つけて、打てる人からどんどんと打ってほしい。(文@西牟田靖)