――”ハロプロらしさ”―― 『ラストアイドル』つんく♂参戦について、ハロヲタの主観的な意見
そして、多くのアイドルファンをざわつかせたのが、つんく♂の参戦。ハロー!プロジェクトのプロデューサーとして、モーニング娘。やBerryz工房、℃-ute、アンジュルムなどを生み出してきたつんく♂が、秋元康の番組に飛び込んで、まさかバトル方式の楽曲プロデュースに参加するとは……。
そこで今回は、モーニング娘。結成時から現在に至るまで、20年以上にわたりハロプロを愛している筆者が、『ラストアイドル』におけるつんく♂について、ハロヲタとして率直に綴っていきたいと思います。『ラストアイドル』だって1人の審査員の独断でジャッジするのだから、このような主観的な意見を発表しても許されるはず……だと信じています。
今回つんく♂がプロデュースするのは「Love Cocchi」という5人組で、『青春シンフォニー』という楽曲を提供しました。時にネガティブになりつつも、夢を抱いて努力をしている女の子の気持ちをリアルに描いた爽やかな1曲。鞘師里保の卒業シングルに収録されたモーニング娘。’15『ENDLESS SKY』や℃-uteのラストシングル収録曲『To Tomorrow』のように、新たな道へ歩み出そうとしている女の子の期待や不安を歌った曲といえるでしょう。
振り付けは数々のハロプロ楽曲を手がけてきた木下菜津子先生。つんく♂とのタッグということで、やはりハロプロ的要素も多く、落ちサビ後にフリーで踊るあたりなんかは、「これぞハロプロ!」という感じです。