中国版SNSでtwitterとfacebookを合わせたような微博(weibo)に3月15日、複数の男女が部屋で乱交パーティーをしている動画が投稿され、瞬く間に拡散しました。
問題の動画2本を見ると、素っ裸の男女らがホテルの部屋のような比較的広い一室で、テレビのカラオケに合わせて踊ったり、ソファー上で性交の真っ最中だったりで、楽しんでいる様子が映っています。男性が中国語を話し、テーブルには飲みかけの飲み物が置かれているのも見えます。
中国のネット民によってすぐさま人物と場所の特定作業が進められた結果、人数は男性2人+女性4人の合計6人、男女ともに中国東方航空または子会社の上海航空の社員で、女性はキャビンアテンドだろうとの説が浮上して拡散しました。
場所についてはカラオケで流れている曲からスペインのマドリードだろうと推理。フライトでマドリードを訪れた際に撮影されたものだとの説が優勢になったのです。
すると翌16日に名前の挙がった中国東方航空が即座に声明を出し、動画に映っている男女は当社社員ではなく、そのような噂は当社の評判を落とす目的でなされたものだと全面否定しました。この対応だけでも中国のSNS上で相当話題になっていたことが窺えます。
その後ネット民の間では、人数は6人ではなく男性4人+女性5人の合計9人に違いないとの話になりました。さらにTV画面に注目した人が現れると状況は一変。よくよく見るとタイ語表記で「サーイ・トゥーッ2017」(ダンス好き2017)という曲のタイトルが確認できるのです。
そのため場所はスペインなどではなく、タイの高級スパかホテルの部屋だろうとの説が大勢となっています。女性もキャビンアテンダントではなく、タイ語を話していることから、タイ人風俗嬢に違いないという話で落ち着きました。
内容が内容で、さらに航空会社キャビンアテンダントらだとコメント付けされた投稿が目立つことから、航空会社に関連付けた投稿はその後全てブロックされました。さらに動画にもモザイクを入れるように命令が出た模様です。
動画を最初に投稿した人物は自身もこの乱交パーティーに参加していた可能性が高いと思うのですが、どういう気持ちで投稿したのかの方が気になって仕方がありません。後先のことを考えるよりも自慢したい気持ちの方が勝ったんでしょうか......。(取材・文◎赤熊賢)
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