様々な業界に人手不足の波が押し寄せており、今や深刻な社会問題と捉えられている。
店舗の多いコンビニエンスストア各社では外国人労働者の積極的な雇用などで人手不足をなんとか乗り切ろうとしているようだが、今後は抜本的な改革が行われる予定という。
なんと、コンビニ大手ローソンが2025年をめどにデジタル技術の導入で店員の負担になる作業を極限まで減らし、一人で店舗が切り盛りできるようにするとの発表を行なったのだ。
このプランにはレジの無人化や商品陳列の自動化などが含まれており、全商品へのICタグ導入なども盛り込まれている。
米Amazonがいち早く無人店舗の導入などに舵を切ったが、ローソンがこれに続く流れとなりインターネット上での反応も様々。
「一方すき家は既にワンオペだった」
「強盗・万引きが増えるんじゃ」
「うまい棒一本にICタグとかつけてたら破産するだろ」
「公共料金の支払いとか通販の受け取りとかどうすんの?」
「暖かさを伝えるコーヒーの手渡しはどうなるのさ」
「コンビニという名の監獄」
「ローソンは業務内容増やしすぎて店員の負担ばかり増えているのにさらに一人でとかアホか・・・」
「クレーマー1人放り込まれたら破綻するやんけ」
「休憩させないのか」
「無人にすればブラック企業とか言われずに済むのに、なんで意地になって人を置くのかな」
また、今回の発表と時期を同じくしてローソン銀行の一般向けサービス開始や、同銀行での入出金でからあげクン半額クーポン配布なども発表されたため、
「また店員の負担増やしとるやんけ」
「出し入れしまくっていいの?」
「おいおい からあげくん食い放題かよたまんねえな」
といった店員業務の負担増を不安視する声も広がっている。
このローソン銀行はキャッシュレス決済を見据えたものなのだろうが、「後発参入でこの手数料はないだろ」と手数料にメリットを感じているものは少ない様子。
ユーザー獲得のためにまずおまけの打ち出しで店員作業を増やすというやり方で、浸透の成功と、ワンオペ店舗実現へのはずみをつけることは出来るのだろうか。(文◎編集部)
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