あおり運転への規制や罰則の強化、そして運転マナー向上への意識が高まるなど社会問題へと発展した、昨年6月に発生の東名高速道路あおり運転夫婦死亡事件。東名高速道路上で執拗にあおり運転を行ない、追い越し車線で夫婦の運転する車両を停車させると後続車両との追突事故を招き、夫婦を死亡させたという痛ましい事件だ。
あおり運転を行なった加害者の石橋和歩(かずほ)被告(26)には社会全体から強い怒りが向けられており、司法判断では難しいことになるかもしれないが厳しい懲役刑が望まれている。
また、石橋被告は事件後から逮捕前の間にも度々あおり運転でのトラブルを繰り返しており、中にはサイレンを鳴らした状態のパトカーを追尾し停車させるという騒動も発生させており常習性に疑いの余地はない。
さらに両親を眼の前で失うことになった被害者遺族に対し、「お父さんとお母さんを死なせてしまって申し訳ないと思うけれど、この事故がなければ、彼女と結婚する予定でした。自分が支えていきたいので、この事故のことをお許しください」と人の気持ちが理解できているとは考えにくい手紙を送りつけていたことも露呈しており、人々の悲しみと怒りから注目は高まり続けている。
そして本日、注目の検察側からの求刑が行われたのだが、危険運転致死傷などの罪に問えるとし、懲役23年を求刑した。もちろんこの求刑には大きな支持が集まることに。
「再犯するだろうし妥当 更正するまで無期でもいい」
「二度と運転できないようにしろよ」
「こんな野郎が税金で23年も飯食って養われる事に腹が立つな」
「どうも若干足りてないタイプに見えるんだがな。難しいなこういう人の処罰って」
「これであおり運転する馬鹿が減ればいい」
「上告するやろし、とりあえずの求刑だな」
「なんで運転もしてないし、こいつは人を殺してもないのに、危険運転致死になるの? それも23年とか意味がわからないよ」といった反論もあるにはあるが、やはり懲役23年は妥当、ないしはもっと厳しい懲役刑でも良いという意見が大多数となっている。
もちろん判決はこれからであるため「おまえらまだ求刑されただけだぞ。判決はこれからだ」と落ち着きを取り戻すよう促すコメントも目立つ。
判決が言い渡される予定の14日、社会はどう動くことになるのだろうか。(文◎編集部)
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