上西小百合のメイクを詳しく分析してみたら「40年前風」だった

2015年04月11日 上西小百合

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 大阪維新の会と維新の党を除名された上西小百合衆院議員が、違う意味で話題になっている。理由はそのメイク方法。さっそくデヴィ夫人が「あれはおかしいわ」と述べ、9日には中瀬ゆかり氏がテレビ番組で真似して、あまりのそっくりさに笑いをとっていた。でもね。2012年の初当選以来あのメイクで国会に出ていて、いままで放置されていたんだから、「ほっといたれよ!」と思うわけですよ。

 確かに上西氏、よくやっていたハーフアップは「いま風」じゃない。というか「10年前風」でもない。また「20年前風」でもない。

 あれは1970年代の少女漫画で出てきた「ソレ」だ。ほら、ヒロインを苛めるお金持ちのお嬢様のイジワルキャラ。それに1980年代の「ぶりっこ」風が加味された「たれ目メイク」になっている。まるで「私はいい人なんです」と主張しているかのよう。これは今や金銭問題の渦中にある田母神俊雄氏のキャッチフレーズですけど。

 ただ唇だけは10年ほど前に流行った「ヌードメイク」。「厚塗りしていますけど、厚化粧ではありませんよ」という言い訳みたいなものですね。あのたっぷりのアイメイクに妖怪人間ベラのような真っ赤な唇では暑苦しすぎますからね。唯一「いま風」と見えたのは3日深夜に橋下徹氏と会見した時のヘアスタイルで、「巻き舌」ならぬ「巻き髪」だった。せめてヘアスタイルで「オリャオリャ!」と主張したかったのかな?

 そもそも上西氏はメイクにしろ服にしろ、丁寧に作りこめられ、けっこうな値段も出ているはずなんだけど、あまり注目されなかった。初出馬時から「浪速のエリカ様」と呼ばれていたけど、誰も「全然似てないやん(怒)!!」と突っ込まなかったじゃないの! ところが除名処分で大ブレイク!いや本人にしたら、ちっとも嬉しくないと思いますけどね。

 ということで、冒頭で「ほっといたれ」と言ったけど、やっぱりほっとけなかったワタシでしたわ(笑)。

Written by 安積明子

Photo by 公式サイトより引用

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