事件現場。この横断歩道を渡ろうとして吉澤被告にはねられた
今年9月6日、東京都中野区の路上で酒気帯び状態のまま乗用車を運転し、法定速度を約20キロ超える時速86キロで赤信号を無視して交差点に進入、さらに横断中の男女2人に軽傷を負わせ救護すること無く現場から走り去ったとして、道交法違反と自動車運転処罰法違反(過失傷害)に問われたアイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバー、吉沢ひとみ被告(33)。
11月29日に初公判が行われ、翌30日には大方の予想通り、東京地裁の佐藤卓生裁判官より、懲役2年・執行猶予5年(求刑・懲役2年)という執行猶予付き有罪判決が言い渡された。
佐藤裁判官は「酒気帯び運転や、ひき逃げなど一つだけでも重い責任を問われる罪を犯し、態様は悪質」としながらも吉澤被告が深く反省している点を考慮し、「更に反省を深める時間が必要。」と執行猶予としては長い5年が相当との量刑判断を語った。
この判決自体に驚きはなかったものの、前日の検察質問で行われたやり取りで、吉澤被告に現在の飲酒量が問われた際、吉澤被告は「急激に減っています。」と語り、さらに検察側から「全く飲んでいないということではない?」と質問が追加されると、改めて「そうです。急激に減っています。」と断酒に至っていないことが明らかになっているため、反省の度合いとして物議を醸すことに。
「アル中じゃねえか」
「嘘付けばいいのに何で正直に言ってんだろ?」
「施設にでも入れない限り構成など無理」
「反省の色無し...」
「運転しないんだから飲ませてやれよ」
「酒から逃げず、毎日向き合ってるんだろ」
「飲んでもいいよ。飲んで運転はダメよ」
「こういうのはむしろ好印象になるんじゃあないのか。全く飲んでないとか、今後一切飲まないとか、もう大丈夫とか、そういう言葉は嘘くさくて信用されないしな。まだ少し不安だとか、怖いとか言うと現実をよく理解しているとして好印象」
「治療として量を減らしていくのは正しい」
厳しい意見も多いようではあるが、飲酒自体が現在のところ法に触れるものでもなければ、量刑判断に大きな影響を及ぼすものでもない。過度な量刑を求める「私刑」執行人が多すぎるという問題はいかんともしがたいものなのだろうか。(文◎編集部)
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