まんだらけの不思議なページに貼られたモノクロ画像
懐かしいマンガやおもちゃの買い取りと販売で売上を伸ばし、2000年には東証2部上場となっている株式会社まんだらけ。
サイト上ではオークションなども行われており、今年5月には梶原一騎とながやす巧の作品『愛と誠』のカラー原画が売買されるも、この原画が講談社週刊少年マガジン編集部の失態により当時行方不明となっていた品であることが判明。講談社側が返還を求めるも、オークションはそのまま続行され400万円ほどの高額で落札され騒動に発展していた。
この騒動どうなる!? まんだらけで『講談社が紛失した「愛と誠」の原画が売られてたよ!』問題
この騒動発覚当時にもまんだらけサイト上には感情的な反論が展開され大きな話題となったが、今回はこれらを遥かに凌ぐサイト構成へと変貌を遂げ注目を浴びている。現在、サイト上にある情報の抜粋は以下の通り。
2020年オリンピックはない?
すでに4年前(2014年)に警告は発せられました。その警告スルーし続けたのはあなた方でした。それでも世界は終末への歩みを止めることはなく刻んでいます地球の決断
それでも地球は既に決断を下しました。これまでの繰り返しには飽きあきしたのです。世界はこれから大変動期に入っていきます。それもたった20年間で。地球の選別
地球はあなた方がこれまで選別してきたマイノリティというジャンルの人たちを選別しません。というより逆に不特定大多数という人たちを選別して排除していきます。2018年はそのふるい落としが激しくなった時期でした。絶滅
これまでの地球の長い歴史の中で、生物相に限っても絶滅というのは何度も訪れています(例えば白亜紀の絶滅・紀元前6557万年など)。2014年「20年後世界人口は半分になる」が降ろされた時地球は、その繰り返しにendマークを付けました。つまり今回が最後の終末になります。
この突如展開され始めた「終末論」にも似た内容には困惑するものが続出し、インターネット上でも様々な意見が交換されている。
「な、なんだってー!」
「統失じゃん」
「ついに来たユダか?」
「まんだらけ出版のオカルト本の紹介ってだけ」
「中央線はカルトを育てる土壌がある」
「こんな事煽って商売に何のメリットが? 株主が黙ってないだろ」
「何一つ具体的な事が書いてなくてワロチ」
「何これ ジョークかと思ったけど全文読んでもそういう文面無いし、のっとりじゃなくてワロタ」
また、以前からまんだらけ社長が同様の主張を展開していた点、さらには同氏が某宗教団体と過去に接点を持っていた疑惑などが語られるようになり、騒動は今も混沌としている。
もちろん社長の手がける書籍のプロモーションではとの見方も根強いが、あまりにもマイナスイメージの大きい売り出し方。この手法は株主へどのように説明されることになるのだろうか。(文◎編集部)
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