不審死というのはどこの国でも起こりえますが、こんな死因もあるのかという、ある意味仰天な死亡事件がタイで起こりました。
バンコク東隣サムットプラーカーン県で8月13日、アパート住人から腐敗臭が漏れてきている部屋があると警察に通報がありました。
警察がアパート3階の部屋を調べると、この部屋で一人暮らしをしていた女性(45)が横になった様態で死亡しているのを発見。死体がガスで膨張していることから死後3日以上経過しているものと思われます。外傷は見当たりません。
隣室住人の話によると、死亡女性は植物を育てるのが好きだったとのことで、実際に部屋ではアパート暮らしにしては異様に大量の植物が育てられていました。観葉植物なのでしょうか。。
現場の状況から警察は、死因を植物が出す二酸化炭素による酸欠と推定しました。
えっ...!?
目をこすって読み直したのですが、間違いなくそう警察は述べたとあります。
他の報道に目を通してみても、死亡女性は酒好きだったため抵抗力が弱っていたとの新たな情報はあったものの、第一の死因はやはり、植物による酸欠と。
そうなんですか。大量の植物を部屋で育てると酸欠により死亡することがあるんですね。
へぇー。
植物を部屋で育てている人は用心した方が良さそうです。万が一、自分が部屋で死んでいるのが発見されたら、警察に「植物の出す二酸化炭素による酸欠死」と判断されかねませんよ...。(取材・文◎赤熊賢)
事件を報じる現地ニュースサイト(なぜか笑顔の人が多いのですが...)
【関連記事】
●大量のコスプレ美女店員を揃えたカフェ・レストランが大批判 「裏でおかしな営業をしているだろ!」
●タイ・カオサンで観光の目玉である屋台・露天が時間規制 じわりじわりと忍び寄る「24時間禁止」の恐怖
●男性の陰部を切り取って草むらに投げ捨てるというチン事件が年間に何度も発生してしまう特殊な国がある