目が覚めたら病院のベッドの上にいて、チン○がなくなっていた...、という事件が起きました。
タイ中部ラーチャブリー県の警察に7月22日未明、暴行を受けた男性が病院に運ばれたという通報がありました。男性(39)は頭部、眉、額付近に鈍器で殴られた傷があり、顔面が腫れ上がり耳から出血していました。しかし何よりも注目すべきは、性器が切断され、根元部分しか残っていなかったのです。
男性はバス製造工場に就職してから2か月ほどの間、誰とも問題を起こしたことがないと警察の事情聴取に答えました。仕事の後、友人と飲んでいたところひどく酔い、気が付いたら病院のベッドの上にいて、その間のことは覚えていないとのことでした。
警察は見ず知らずの者といさかいになったものと見ていましたが、黒いピックアップ車が男性を病院まで運びすぐに走り去ったのが目撃されていたことから捜査を進めたところ、バス製造工場の上司男性(50)が犯人だと突き止めました。
上司男性は、南部トラン県出身で同郷の被害男性を自宅に住まわせていました。事件当日、2人とあともう1人の同僚の3人で自宅で飲んでいたところ、深夜に酒がなくなったため、もう1人とバイクで近所へ買い出しに行くことに。
バイクで帰宅したところ、自室で寝ていたはずの妻(52)が怯えて家から走り出てきたのです。そこで上司男性が家に入ると妻の部屋前に被害男性が立っているではないですか。
「俺の妻に何をした!」と怒鳴り、仕事用の金づちや道具で頭部を殴ったところ転倒して気絶したので、屋外まで引きずり出して果物ナイフで性器を切断。自宅前の草むらにブツを放り投げてから、近所の友人に被害男性を病院へ運び届けるように伝えたのでした。
妻の話では、就寝していたところ、突然被害男性に腕を掴まれたので驚いて飛び起き、逃げたとのことです。そのまま近所の友人宅にしばらくいたので、暴行現場は目撃しませんでした。
なんでよりにもよっていきなりチン○を切断しようと思いつくのかと不思議に思うかもしれませんが、タイではこんな阿部定事件が年に何度も新聞一面に載るほどポピュラー(?)なのです。
たいていは浮気性の夫に堪忍袋の緒が切れた妻が、寝ている時や酔い潰れた時にカッターナイフや包丁でチョッキンします。運が良ければチョン切られたブツを氷で冷やして病院まで携えて行き手術で繋ぎ直せますが、それでも戻るのは尿道としての機能だけのようです。
しかし元どおりに接合できるのは稀で、多くのケースでは切り取ったブツをトイレに流したり、運河に放り投げたり、野良犬に食べさせたりで、男性のシンボルと永遠におさらばとなります。なのでタイでは「浮気したらチン○切り取ってアヒルの餌にするわよ!」というのが浮気性男性への脅し文句となっているほど。
意外なのは、今回の事件のように男性が男性のチン○を切断する事件もよく起きていることです。これもほとんどは妻や彼女を他の男に寝取られた男性が怒りのあまり相手のをチョッキンするケースですが、彼女にモノが小さいと言われたことを悲観して自分でチョッキンしてしまったなんて事件も起きています。
「微笑みの国タイ」とは言え、笑顔ではない時の恐ろしさを感じさせる事件です。タイ人女性の笑顔に惹かれて交際を考えている男性は、どうぞお気を付けください...。(取材・文◎赤熊賢)
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