現地の新聞が写真付きで報じていますが閲覧にご注意ください
6月23日未明、タイ・バンコク郊外の道路脇草むらに人の頭部が捨てられているとの通報を受けた警察が調べたところ、置かれた黒いデイバックの中に黒いゴミ袋が二重にされおり、さらにその中にタオルにくるまれた赤毛長髪の女性の頭部が入っているのが発見されました。首を鋭利な刃物で切断されたものとみられます。
現地の新聞kapookによりますと、ディーパックの中にはさらに女性物の衣服と下着が入っており、3メートル離れた場所に捨てられていた肥料袋2つの中からは、13の部位にバラバラにされた人体を発見。右腕以外、ほぼ全身が揃っていたとのことです。
警察は当初、警察犬も投入して犯人の痕跡を探しましたが、同日夜には犯人があっけなく逮捕されました。犯人はステッカー製作職人の男性で、被害女性の交際相手でした。口論になりカッとなった末の犯行だったとすぐに自供をしています。
...と、恋愛関係のもつれによる殺人事件として終結するかと思いきや、ネット民が犯人のfacebookを見つけ出し、事件に言及している投稿を発見したものだから一気に大バッシング案件に発展しました。犯人は事件について、
「今時の人の心は何からできてるのかねぇ。すぐに撃って、殺して、人を豚や牛のように切り刻んで」
「こんなに切断して。うわー、全部の関節を知ってるね」
「全て関節で切断している。オソロシヤ~」
「誰だかまだ分からないけど、この女性の親族が可愛そうだね」
と他人事のように、事件を報じる記事のスクショとともに投稿していたのです。それを読んだネット民から2万2千件の批判コメントが殺到しました。
「人殺しを終えてからfacebookに投稿なんてどうしたらできるんだよ。怖すぎ。血も涙もない」
「放っておいたら世のためにならない。善人が呼吸をするための空気を奪っているんだから、国に正義があるなら死刑にしてよ」
「狂ってる。自分で殺して自分で投稿するって」
「私は遺体を目にした。目を開けたままだった。被害者の冥福をお祈りします」
「死んでウジ虫に食われちまえ」
犯人は自分のfacebookを開いてこれらの批判コメントに目を通すことは今後あるのでしょうか。殺人の冷酷さとネットリンチという、2つの恐怖を同時にはらんだ事件でした。(取材・文◎赤熊賢)
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