1989年、新宿の都立戸山公園で大量の人骨が見つかった。その数なんと百体以上。
旧陸軍の医療施設があったこの場所、実は人骨が見つかるもっと前から、夜な夜な人魂が飛ぶ、とか、裸の幽霊が何十も行列を作って歩くのを見た、と言われていた場所なのである。
その人骨の正体はいまだわかっていないのだが、死後数十年という鑑識結果、旧陸軍軍医学校跡地であることを考えると、戦争と因果関係は明白だろう。
そんな理由から、731部隊との関連も言われている。
※写真は発掘時の資料写真です。
2006年にもともと軍医学校の職員だった女性が「自分も人体標本を埋めるのを手伝った」とか「埋めた場所に病院職員用の宿舎を建て、隠すためそこに住んでいた」と証言があった。
そのため昨年から厚生労働省による発掘が進んでいる。そこにあった公務員住宅を解体して地下の調査をしているのだ。
霊感のある人によれば、発掘が始まってから幽霊の目撃談は少なくなった、と言われている。
また付近の西早稲田の地下鉄のあるエレベーターには押しても止まらない階があるだが、ある人物の証言によると、そこが押せた時があったそうだ。
間違ってその男性がそこを降りるとまっすぐな通路があり、さらにしばらく歩くとどこからともなく警官が二人近づいてきて、職質されてエレベータに戻されたそうだ。
証言によるとその通路は、ちょうどその戸山公園のあたりまで伸びていたそうなのである。
何か秘密の国の施設に迷い込んでしまったのだろうか?
Written by 住倉カオス
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