パニック障害のクスリを飲んだ男はうつむきながら車を運転し対向車と… 男が裁判で語った事故時の症状とは
狭い場所にいると発作を起こす彼はデパスがなければ車に乗れません。飲んだら運転しない、それはもう運転をしないと言っているのと同じです。
彼が起こした事故は一歩間違えれば人命を奪うような重大な事故になった可能性も高いものです。車に乗れないのは当然です。
しかし今後車なしで彼の生活や症状はどうなるのか、裁判ではそういった話はあまりされませんでした。
デパスは副作用として眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあります。薬のパッケージには服用後の運転はしないよう注意書きはありますが、デパスを飲んで車の運転をすることは法律で禁止はされていません。(文◎鈴木孔明)
あわせて読む:「元官僚」で「上級国民」だから私刑に処するのか 71歳男性が90歳女性を轢き殺した裁判を思い出した池袋の母子死亡交通事故 | TABLO