飛田給熱中行軍! ラグビーワールドカップで死の彷徨 2020東京五輪で観客が熱中症死するこれだけの理由
会場は京王線飛田給駅から徒歩5分ほど……のはずですが、試合2日間に届いたチケッティングインフォメーションによれば、
「試合開催当日は、交通規制があり、会場周辺が多くの観戦者で混雑するため、入場の際の手荷物検査、ボディチェック等に60分以上かかる場合がございます。遅くともキックオフ90分前には入場ゲートにお並びいただきますようお願いします」
所要時間12倍ですよ12倍。筆者は念のため2時間前に駅に到着したわけですが、すでに駅前から会場周辺まで芋洗い状態です。真っ昼間からビールがぶ飲みしている屈強な外国人観光客に囲まれながらのそのそ牛歩すること約1時間……子連れは正直きついです。すぐぐずるし。
スタジアムはすぐそこに見えているのに遅々として進まない行列……猛暑が予想される東京五輪で同じ状況になったとしたら、たぶん死人が出ます。熱中症で。トイレもおちおち行けないので、お漏らし難民も多発するでしょう。水分を補給しなければ熱中症、補給しすぎればお漏らしです。
どうにかこうにか会場入り口に到着すると、ここで持ち物検査とボディチェックです。飲食物はすべて持ち込み不可。熱中症対策で持参したペットボトルももちろんここで没収されます。会場にたどり着く前に飲みきりましょう。
ちなみに当日は台風17号の影響で雨予報だったんですが、筆者が持参したビニール傘は当然没収されました(折り畳み傘はOK)。これは想定内だったのですが、高い傘は間違っても持っていかないようにしましょう。もし雨が降ったなら、ポンチョでずぶ濡れになっていくしかないですね。