母はユーチューバーと付き合い出した娘を心配していた 錯乱状態になり隣の家に飛び込んで逮捕 裁判で語られた“クスリ”の恐怖

「病院で貰ったクスリでもオーバードーズになったりしてましたけど、シミズと付き合ってからそれはなくなりました。一緒にいて安心できました」

依存する相手がクスリからシミズに変わっただけ、と取ることもできますが、彼女の証言からは彼女なりにシミズのことを頼りに思っていたことがうかがえます。

シミズはそんな彼女のことをどう思っていたのでしょうか?

シミズの自宅で二人で覚醒剤を使った時(起訴はされていませんがマリファナも吸っていたようです)に彼女は錯乱状態になり、隣の家に飛び込んで119番通報を依頼したことから二人の覚醒剤使用が発覚しました。

「自分で通報しようとしたけどろれつが回らないし、わからなくなって隣に行った」

という状況でした。通報したのは隣家の住人です。

この時、シミズは通報もせずに何をしていたのでしょうか?

 

彼女の覚醒剤の使用はそう頻繁なものではなかったようです。「依存しているとは言えない」という、病院の診断も出ています。「シミズがいなくてももう大丈夫」と思うようになったそうで、シミズ及び共通の知人の連絡先は警察官の前で全て消去しています。

覚醒剤の依存がなかったにしても、彼女の抱える問題は根深いです。解決するためには母親をはじめとして多くの人の手で支え、守っていかなければなりません。

そんな、守られなければならないような女性に対して、仮にも交際までしていた男があろうことか違法薬物を勧めて使用させたという事実に対しては怒りを禁じ得ません。

「覚醒剤はもう二度と使いません。怖いから。死んじゃうから」

彼女にこのような思いをさせたことをシミズはいつまでも胸に刻んで今後の人生を歩んでいってほしいと思います。(取材・文◎鈴木孔明)

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