女性と関わったことがない… 頭は良くても仕事ができない… ストレスの溜まった男(34)は小学校へ侵入し――

裁判官は鈴木友哉(仮名、裁判当時34歳)に対して厳しい言葉を投げ掛け続けました。

「あなたねえ…これ、話にならないですよ。刑務所行くしかないよね? 前も同じようなことやって捕まってるんだから、その時に気づくべきでしょ。結局、自分のことしか考えてないんだよ。被害者がどう思うか考えてたらこんな事件起こさないよね。被告人質問を聞いてても話が全く響いてこない。社会の中でやり直せるんですか? 治療するっていうけど、本当にちゃんとできる? あなたはどう考えてますか?」

彼は裁判官の問いかけに対して、

「はい…」

とだけ小さな声で呟いてうつむき、その後は黙りこんでしまいました。

法廷には、傍聴席に座っている両親のすすり泣く声だけが響いていました。

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