白昼堂々と神社で賽銭泥棒 親から貰う2万円の小遣いを使い切って思い付いた犯行 父親は「発達障害かも」と病気のせいに

神社に着いた彼は賽銭箱の中に一本の棒を差し入れました。先端にはガムが付けてあります。彼が棒を賽銭箱から出すと、先端のガムには千円札が一枚と百円硬貨が二枚くっついていました。

犯行時刻は平日の午後2時頃です。こんな白昼堂々と賽銭泥棒などしていれば当然犯行を目撃している人がいます。目撃者が110番通報している間に彼は神社から立ち去っていましたが、犯行に使用されたガム付きの棒は境内に放置されていました。後の取り調べで

「せっかく見つけた丁度いい感じの棒だったから、また使おうと思って神社の裏手に立て掛けておきました」

と、棒を犯行現場に残していた理由を話しています。

彼には以前に警察に世話になった前歴が5件ありました。万引きや自転車盗、そして賽銭泥棒でも捕まっています。その際に指紋などのデータは警察に取られています。

現場に残された棒に付いていた指紋、そしてガムに付いていた唾液から検出されたDNA、たとえ現場では捕まらなくても彼の犯行を裏付ける証拠は揃っていました。

「捕まると思ってなかった」

「大丈夫かな、と思った」

と甘く考えていたようですが、ほどなくして彼は逮捕されました。

 

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