ホームレス画家が逮捕 実家が裕福だったことがバレる 生活に困り果て思い付いた犯罪 裁判官の助言にも「今度は計画的にやります」

夢を追いかけなければ……

実家を飛び出した彼女は知り合いのアトリエに間借りさせてもらって寝泊まりするようになり、そこで画家としての活動を始めました。作品の製作に明け暮れる毎日、そして絵画展を企画するなどしていました。

しかし、その生活もすぐに行き詰まってしまいました。

画材の費用、製作費、活動費、お金がかかることばかりです。開催した画展も赤字の方が多くその穴埋めもしなくてはいけません。

さらに間借りしていたアトリエは製作中の騒音などが原因で近隣からクレームがきて出ていかざるを得なくなりました。かといってアパートを借りるお金はありません。そんなお金があるなら作品を創るために遣わなくてはなりませんでした。彼女にとって、夢は全てに優先されるものだったのです。彼女は公園で寝泊まりするようになりました。ホームレスになっても、創っても創っても赤字にしかならなくても、創作を続けました。

しかしいくら切り詰めた生活をしていてもお金の問題は解決しませんでした。実家に戻れば解決できるのはわかっていました。彼女の実家はとても裕福な家なのです。

しかしその選択肢はありませんでした。

「実家に戻ったら夢はもう追えない」

それは絶望でした。そんな選択肢はあり得ませんでした。

それでもお金はやはり必要です。追い詰められた彼女の取った行動は「実家に侵入し金や通帳を盗む」でした。

 

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