ホームレス画家が逮捕 実家が裕福だったことがバレる 生活に困り果て思い付いた犯罪 裁判官の助言にも「今度は計画的にやります」
3000万円を持ち逃げ
――1年で20回も実家に侵入して、合計3000万円も無断で持ち出した理由って何なんですか?
「自分の家だしって思って甘えてました。ちゃんとした計画性がなかったと反省してます」
――20回も侵入したことについてはどう思ってますか?
「罪悪感はありました。でも、自分の夢を追いたかった。人の迷惑より自分の夢を優先してしまいました」
――カギを取り上げられた時とか、実家にセコムが入ってるのに気づいた時、どんなことを思いましたか?
「やめようとは思いませんでした。何も考えてませんでした」
――他人の家に入ろうと思ったことはありますか?
「一度もありません」
――これからも絵を続けるならまたお金かかりますよね?
「今後は計画的にできる範囲でやっていきます。私ならできると思ってます。できます」
被告人質問での検察官とのやり取りを聞いていてもあまり反省をしているような状況はうかがえません。家からお金を持ち出している犯人が自分の娘だとわかっていながらあえて警察に被害届を出し刑事事件にした父親は、拘置所に面会に訪れて
「きちんと反省して戻って来てもらいたい」
と話をしました。彼女はこの言葉に反発しました。