『新しい地図』は“日本のフィクサー”と蜜月関係!? 元SMAPの寄付発表で分かった「なぜジャニーズが圧力をやめたのか」

『「新しい地図」と日本財団、コロナ対策支援基金を設立へ』

<元SMAPのメンバー3人と日本財団は、新型コロナウイルス対策などを支援する「Love POCKET FUND」(愛のポケット基金)を27日に設立すると発表した。

基金は稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんによるプロジェクト「新しい地図」と財団の共同で、女性や子ども、高齢者、地方創生への支援を目的として設立。新型コロナウイルス対策では、医療従事者やその家族、親が感染した子どもへの支援などを想定し、新しい地図が既に3000万円を寄付している。27日午前11時に開設予定のホームページで寄付を募る>

 

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元SMAPの稲垣、草彅、香取の3名が「新しい地図」として3000万を寄付することに加えて、「愛のポケット基金」を設立して、広く寄付金を募るわけです。

ここで気づくのは3人が「日本財団」と共同でやるという事実です。

「日本財団」とは、“戦後日本のフィクサー”とも称された、故・笹川良一が作った「日本船舶振興会」の後継組織です。全国のモーターボート業界を一手に収めて、「人類みな兄弟!」と笹川良一自らの掛け声で流れていたCM…といえば、ある一定以上の年齢の方はご存知でしょう。

故・笹川良一は、太平洋戦争後の日本の政財界で最も「顔が効いた」超大物の一人でしたが、その息子が笹川陽平…今の公益財団法人「日本財団」の会長です。