知ってますか?キッチンハラスメント 『美食探偵』から広がる被害者の声! おふくろの味の押しつけは妻にとって苦痛

そして…妻は床の落ちた姑手作りの煮物を泣きながら食べます。

最後はすでにDV&モラハラですが、これが「キッチンハラスメント」だという風に描写されました。

「ハラスメント」には意図的な場合もありますが、たいがいは無意識なので、加害者の方には自覚がありません。多くの被害者が声を上げて初めて「ハラスメント」が成立します。

一応「キッチンハラスメント」の定義としては、その名の通り、料理の味や盛り付け、台所や食材管理にまつわる“嫌がらせ”ということになっていますが、ドラマはその中でも、“おふくろの味の押しつけ”に焦点を当てていました。

この「キッチンハラスメント」に夫は気づかないどころか、母親がせっかく“善意”で送ってくれた“おふくろの味”を感謝どころか、拒否するなんて…と、下手をすれば、自分の母親が被害者と思っていたに違いありません。

しかし、その“善意”こそ厄介で、この“おふくろの味の押しつけ”こそが、妻にとっては迷惑極まりなく、我慢し続けてきたわけです。

このシーンを見た女性視聴者からは、ネットやSNS上に共感の言葉が並びます。

<たしかにあのキッチンハラスメントは辛いわ~、料理好きの妻なら耐えられない>

<DVやモラハラは大分浸透したけど、このキッチンハラスメントも知ってほしい>

<おふくろの味を大切にしたい気持ちは分かるけど、妻にとっては苦痛でしかない>

一方で、男性からのこんな声もありました。