インターネットでセクシー同人を閲覧する”高齢者”が多い県ベスト5がすごい! FANZA REPORT第二弾

仮にそういう被虐的な心理が女心をくすぐるのであれば、やはり「寝取り・寝取られ」が総合的に人気となるのもうなずける気がします。ただし、現実世界での性犯罪はダメ、絶対!

 次に筆者が興味を抱いたのが年代別のデータです。

「同人」というジャンルは若い世代というイメージでしたが、「FANZA同人」のユーザーだと35歳以上で45%、45歳以上にしても19%もいるんです。しかも、「55-64歳」で4%、「65歳以上」も2%とゼロではない。これを「いい年をした人が」と否定的に見るのか、「この年でも元気」と肯定的に見るのかは人ぞれぞれでしょうが、個人的には素晴らしいことだと思います。

だって、「FANZA」はインターネットを利用していないと訪問できないわけで、それを高齢者になっても使いこなしているということ。きっと、いくつになっても”挑戦”を忘れない人なんでしょう。あと、高齢者が同人ユーザーって、なんだかファンキーで楽しいじゃないですか。

そして、65歳以上のユーザーについては県別ランキングも紹介されていて、1位は奈良県で2.69%、2位が兵庫県で2.25%、3位が長野県と山口県で2.20%、5位が滋賀県で2.09%でした。ちなみに第1段リポートの「65歳以上の割合が多い県ランキング」でも奈良県が1位だったそうです。

うーん、65歳以上のユーザーって男性の比率が高いと思うんですよ。それで、国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集2018年」で生涯未婚率、つまり結婚する人が多い県が分かるデータがあるんですけど、その男性版で奈良県はワースト1位なんです。ちなみに、FANZAランキング2位の兵庫県が未婚率ワースト6位、5位の滋賀県も未婚率ワースト2位ですから、同人を含むアダルトと未婚率には何らかの相関関係があるのかもしれません。

例えば、周囲が結婚している人ばかりの状況で独身の方がどっぷり二次元嫁にはまり込んだり。それとも、奥さんとの行為に飽きて、同人のファンタジーを求めている男性が多いとか。仮に後者だったとしたら、「同人」は”リア充”にこそ需要があるジャンルなのかもしれませんね。

とにもかくにも、「性」にまつわるリアルなデータはさまざまな発見があるだけではなく、いろいろと想像(妄想?)することができておもしろいんです。

FANZAを含めて、アダルト業界が積極的にこの手のリポートをリリースしてくれることを願います。(文◎百園雷太)

<クレジット>
グラフは全て「FANZA」を運営する株式会社デジタルコマース
「FANZA REPORT 2018 同人編」から転載したものです

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