「13日未明にコカイン使用容疑でピエール瀧(51)容疑者が厚生労働省麻薬取締部(通称・麻取)に逮捕された」というニュースが日付が13日に変わって間もなく流れました。
「日付が変わる前に、原稿は用意されていたのでしょう。マスコミと麻取の二人三脚の餌食になってしまったのでしょう。マスコミが麻取に情報を提供し、麻取が内偵して逮捕したら、すぐに報道というパターンはよくあります」(週刊誌記者)
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麻取は厚生労働省の部署ですが、どんな人がいて、どこにあるのでしょう。
「高飛車な人が多い警察と違って、麻取は人当たりの良いサラリーマン風の人が多いです。東京の麻取の事務所は大手新聞社や大手新聞社からのアクセスも良い区役所等の入った総合庁舎にあります。武道館最寄りの九段下駅ですから電車のアクセスも良いです」(全国紙社会部記者)
地下鉄で隣に座っている人が麻薬取締官かもしれません。
「『いだてん』出演のタイミングは絶妙です。分かりやすい有名人を目立つ時期に逮捕して報道というのは、薬物犯罪抑止に花火をあげるには最適で、麻薬取締官の実績としても良いわけです」
どうなる大河ドラマ(『いだてん』公式サイトより)
ただ、違法な捜査による薬物事件は、裁判所が無罪にした判例もあるので、慎重な捜査が必要です。
「交友のあった女優からピエール瀧氏の奇行説は聞いたことがありました。様々な情報を集約して動いて裏取りに踏み切って現場をおさえて逮捕しているのでしょう。一人一人の麻薬取締官のスキルは高い少数精鋭の麻取。威圧する案山子のような役目しかできない人も大勢の警官の中には紛れている。警視庁は、飛鳥涼氏に尿をお茶にすり替えられたような失態をやらかしましたが、麻取は大丈夫だと思います」(全国紙社会部記者)
ピエール瀧容疑者が移送された湾岸署を見下ろすオフィスビルの知人の事務所には、早朝からマスコミに問い合わせが殺到しているようです。(文◎神田川涼香)