日本人にもお馴染みのパタヤで何が......
タイの有名ビーチリゾート地パタヤで日本人男性が13歳の女の子に対する児童買春の容疑で逮捕されました。
逮捕されたのはナガシマ・ヒロユキ(71)。周囲には「ノミタ」と名乗っていたこの男、密かに買春行為に及んでいる疑いが認められたことから地元警察が10月1日にパタヤのコンドミニアムでナガシマ容疑者を逮捕しました。その際に室内を調べたところ、性玩具、ローション、猥褻本が発見されました。
さらに天井には隠しカメラが仕込まれており、自分の行為の様子を隠し撮りしていたものと見られます。
容疑は、買春により同意または不同意による13歳以下の児童への猥褻行為、および猥褻器具所持です。
ナガシマ容疑者への取り調べから、13歳の女の子をナガシマ容疑者に斡旋し部屋まで送り届けていた女性(20)の存在が判明しました。捜査を進め証拠を固めた上で裁判所に逮捕令状発行を請求し、逮捕の準備が整いました。
2日にこの女性が食堂で一人でくつろいで食事をしている機会を狙い、警察だと身分を明かして逮捕に至りました。逮捕容疑は、15歳以下の児童を本人同意のもと猥褻行為目的で保護者から引き離した行為、不適切な行為に児童が同意するように勧誘した行為、金銭目的による人身売買斡旋への加担、売春目的で15歳以下の児童を斡旋または勧誘した行為などです。
女性は、売春を斡旋するのは今回が初めてだと取り調べに答えました。女の子がパタヤの歓楽街にあるゴーゴーバーで働いている母親の仕事が終わるのを一人で待っている姿を見て、臨時収入を得られる仕事をやってみないかと女の子に直接勧誘したと供述しています。
女性はナガシマ容疑者から斡旋料として1,000バーツを受け取っていました。このカネの一部で食べたかった豚肉鍋料理を堪能しているところを逮捕されたわけです。
3日、警察はナガシマ容疑者と女性の2人を引き連れ記者会見を開きましたが、2人ともマスクと帽子で顔を隠していました。会見でこの事件にもう一人タイ人男性が関わっていることが発表され、現在逮捕状を取り身柄を追っているとのことでした。
容疑者の日本人男性は自業自得ですが、女の子と母親、それに斡旋をした女性の生活困窮ぶりが透けて見えるようで、やるせなくなる事件でした。(取材・文◎赤熊賢)
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