今月6日に一斉執行されたオウム真理教の麻原彰晃及び幹部6人への死刑。このニュースは大きな衝撃を持って日本はもとより世界へと発信されたわけですが、宗教界にも大きな衝撃が走っているようです。
このビッグニュースにいち早く反応したのは、幸福の科学率いる大川隆法氏。
なんと、自身の霊能力である「霊言」で麻原彰晃を降霊させ、本心を語らせてしまいました。
霊言の告知文は以下の通り。
【麻原彰晃の霊言―無間地獄への道―
所要時間:122分
種類:霊言
公開期間:2018/7/8~
場所:拠点, 支部, 海外, 精舎
◆死刑執行直後の麻原の心境とは
◆なぜ、オウム教は地下鉄サリン事件等を起こしたのか
◆オウム教が政界を目指した邪悪な理由
◆オウム教による幸福の科学への陰謀の数々が明らかに
◆麻原は今後どうなるのか? 真実の仏陀による判定!】
この、迅速すぎる大川隆法氏の対応には「感嘆」の声が寄せられています
・このフットワークの軽さよ
・♪隆法 隆法 隆法隆法隆法
・この仕事の早さはビジネスマンの鑑
・何やっても成功した人材だとは思う
・歌丸師匠だけは勘弁してくだし( ;∀;)
・麻原の強い霊力で、肉体を完全に乗っ取られてしまい、 幸福の科学がオウム化する話
・この人は 宗教の皮をかぶった芸人だろ
・さあ、アレフがどう動くか
・霊験普段は興味ないけど、幸福はオウムと戦って来た経緯があるしこれは興味ある
最後のコメントにもある通り、オウム事件発生当時、かなり早い段階から幸福の科学はオウム真理教との対決姿勢を鮮明にしており、幸福の科学側は「警察があと一歩踏み込めずに居たところ、これを後押ししたのが幸福の科学である」と主張。
また、その際(1991年)にも一連の犯行をオウム真理教の仕業であると突き止めてはいたのですが、大川隆法氏の「霊査(霊能力による捜査)」であったと独自の主張を展開しています。
今回の、「麻原彰晃霊言」を巡るやり取りで、再びオウム真理教の残党員と幸福の科学の対立などが生まれない事を願います。(文◎編集部)
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