このところ自然災害による大規模な被害が日本列島全体で確認されているが、新たな大災害が発生となってしまった。
6日3時8分ころ、北海道・胆振地方中東部で震度6強の激しい揺れが観測された。気象庁によると、震源の深さは約40キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.7と推定されている。
最も強い揺れとなった安平町では大規模な土砂崩れが発生し住民が孤立状態にあるとの情報も。また、新千歳空港では一部屋根の崩落や水道管トラブルによる被害と全便欠航の状況が続いている。
この地震の影響により火力発電所の電源喪失が発生し、札幌を始めとする北海道全域で大規模な停電が発生、その数は現状で295万戸と報告されている。
同様に泊原発でも電源喪失に陥っているが、ディーゼル発電により一週間は問題なく電源供給が可能と発表された。
火力発電所には付近の水力発電所を可動させ電源供給を目指すとされているが、復旧めどは今の所未定。
札幌医科大学では停電の影響により外科手術の受け入れ停止など北海道全体が大きな被害に見舞われている。
この各地で災害が多く続く状況に関してはインターネット上にも様々な不安の声が寄せられている。
「これだけ大規模自然災害が続くと、ベーシックインカムの導入を 真面目に考えないとダメだな。基礎体力削られっぱなしはやばい」
「二ヶ月でこれだけ起きるって何かの祟りかな?」
「たまたま災害が重なっただけだぞ。国難ですなあ」
「関東大震災富士山大噴火まで行っちゃうかなぁ」
「余計に麻原が神格化されそうでこわい」
さまざまな 関連被害を心配する声もあるが、これに加えて通販大手Amazonの検索が使えなくなっていることから、「Amazonの商品検索部分も北海道にサーバーあるみたいで検索出来ないっぽいな。と言うか今回ので北海道にサーバーがあるwebシステムが地味にバレる」「Amazonってデータセンターの設置場所ひた隠しにしてきたのに」といったコメントも(現在は復旧)。
北海道にはデータセンターを置く企業も多いため、このまま停電が続けば被害は想像以上のものとなる可能性も否定できないのではないだろうか。(文◎編集部)
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