トラックを横転させようとする意味は
今やすっかり日本でも秋の風物詩として定着したハロウィン。諸外国のハロウィンとは違い、コスプレや仮装で楽しめるお祭りの様相を呈している日本版ハロウィンだが、毎年大きなトラブルの発生源となっているのが渋谷のスクランブル交差点だ。
ゴミの置き去り問題に痴漢や盗撮、ケンカや暴力騒動など様々なトラブルが例年届けられるということでウンザリしている人も多いだろうが、今年もまた大規模なトラブルが発生となってしまった。
27日(土)夜から28日(日)朝にかけ渋谷の繁華街には大勢のハロウィン仮装客が詰めかけ付近は大混雑に。
この繁華街に28日午前1時ころ、1台の軽トラックが侵入。すると、暴徒化した仮装客たちがこの軽トラックに登るなどし始めたため、ドライバーは退避。
しかし、このままでは収まらず、暴徒化した仮装客らによりこの軽トラックは横転させられてしまうこととなり、窓ガラスが割れるなど走行に支障をきたす破損となってしまったのだ。
同騒動でけが人は出なかったが、横転させられた軽トラックのドライバーから被害届が提出されたため、警視庁では器物損壊の疑いで捜査を進めているという。
一連の騒動はマナー問題としてインターネット上でも大きな議論の的となっている。
「なんでこんな日にわざわざ軽トラックで乗り付けたんだろ」(編集部:仕事だからでしょ!)
「検挙出来なかった公務員の失態」
「逮捕して処罰を与えて」
「下層パーティー」
「せめて、顔だしてる男の特定頼んだぞ」
「人間は群れるとロクなことしないな。集団になると途端に無責任になる」
「ハロウィンってここまでしてやる価値があるのか? 渋谷区長はどうかしてるよ」
また、この模様を動画に捉えていた人物がアップしたものの内容を確認すると、外国人観光客がトラック横転を手伝っているように見えるシーンもあるのだが、彼らとは別にトラックの横転を防ごうと必至に止めている一人の外国人観光客の姿があり、彼の行いには大きな支持が集まっている。
一方、同じ動画内にはこれらをただ撮影しているテレビクルーのような人物も確認できるため、こちらには非難の声が高まるということに。
今年もまた警察沙汰という大きなトラブルとなってしまった渋谷のハロウィン客騒動。この流れは来年以降は止められるのだろうか。(文◎編集部)
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